走査検出キャピラリー等電点電気泳動を使用すれば、タンパク質の等電点に基づく幅広い分析が可能となります。専用の装置を使った分析には、試料処理の簡略化、高速化、高精度化など多くのメリットがあります。

走査検出キャピラリー等電点電気泳動装置を販売するエースバイオアナリシス株式会社が、キャピラリー等電点電気泳動の原理や、メリットについて解説いたします。

キャピラリー等電点電気泳動における分離の原理

Principle of separation

タンパク質やペプチドは両性電解質であり、特定のpH で電荷がゼロになります。両性電解質の電荷がゼロになるpHは「等電点 isoelectric point」と呼ばれ、タンパク質の種類によってその値は異なっています。等電点電気泳動 (isoelectric focusing) では「両性担体 carrier ampholyte」と呼ばれる特殊な分離媒体を用い、電場の印加によって陽極液と陰極液の間にpH勾配を形成します。タンパク質やペプチドを試料として両性担体に混ぜておくと、試料はそれらの等電点に焦点化 (focus) します。このように等電点電気泳動は分離と濃縮が同時に達成される優れた分離法です。

等電点電気泳動はキャピラリー(毛細管)中で行うのが、とくに適しています。両性担体に試料を加え、キャピラリーに注入して、電場を印加するだけで、10分以内に分離が完了します。ただ、試料であるタンパク質はキャピラリー内の1点に焦点化して動かなくなるので、その検出に工夫が必要です。

エースバイオアナリシス株式会社はキャピラリー内に焦点化して動かなくなったタンパク質を走査検出するキャピラリー等電点電気泳動装置を開発・販売しています。本装置を使用した抗体の等電点バリアントの構成比測定や等電点決定などの分析事例はこちらでご紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

走査検出キャピラリー等電点電気泳動装置のメリット

Advantages

エースバイオアナリシス株式会社で取り扱う走査検出キャピラリー等電点電気泳動装置の活用には、以下のようなメリットがあります。

少量の試料でも分析が可能

細い管の中で電気泳動の分析ができるため、試料は少量でも問題ありません。必要となる試料はタンパク質濃度1~2µg/µLの試料1µLです。少ない試料で済むため、効率的かつ経済的に分析をすることが可能なのです。

分析時間が短い

分離が完了したタンパク質を検出点まで移動させるというステップが不要なので、分析時間が短く済みます。1回の分析時間は約15分です。

このほかにも、走査検出キャピラリー等電点電気泳動装置には様々なメリットがあります。装置のメリットなど詳細はこちらでもご紹介しているので、ぜひご覧ください。

走査検出キャピラリー等電点電気泳動装置をお求めなら!等電点バリアントの構成比測定などの事例も

エースバイオアナリシス株式会社で取り扱う走査検出キャピラリー等電点電気泳動装置には、少ない試料・短時間で効率的に分析を進められる仕組みがあります。分析効率を高めたいのであれば、ぜひご活用ください。

等電点バリアントの構成比測定や、等電点決定といった事例もございます。

エースバイオアナリシス株式会社では、走査検出キャピラリー等電点電気泳動装置の販売のほか、キャピラリー等電点電気泳動の受託分析なども行っております。

妥当な金額の装置をお探しの方、委託先をお探しの方などは、ぜひ一度エースバイオアナリシス株式会社までお問い合わせください。

コラム一覧

  1. 高性能キャピラリー等電点電気泳動専用装置を販売します!受託分析・抗体を用いたAPCIEF法およびACCIEF法にも対応
  2. キャピラリー等電点電気泳動の装置を解説/等電点バリアントの構成比測定に活用

キャピラリー電気泳動における分離の原理やメリットについて解説いたします!

会社名 エースバイオアナリシス株式会社
代表取締役 志村清仁
設立日 2018年12月3日
資本金 300万円
住所 〒960-8055 福島県福島市野田町5丁目6−48−402
TEL 090-3538-7952
E-mail info@aceba.jp
URL https://aceba.jp/
アクセス 医大内研究室:福島市光が丘1番地 福島県立医科大学 10号館 2階 リエゾン1
目的 (1) 分析機器の開発、販売、分析業務の支援 (2) 前号に附帯関連する一切の事業